1:右側の人物は若さあふれる少年で、左側の女性(wikipedia「ローマ帝国時代の服飾」より女性と思われる)と握手を交わし目をしっかりと合わせている。真ん中の髭の生えた中年男性は哲学者のような恰好をしており、左側の女性は彼にそっと手を添えている。そのことから中年男性と女性は夫婦で、少年は二人の子供ではないだろうか。
2:少年と女性の様子から少年が独り立ちするのを見送っているように見える。
3:「これらの惨めなこと」というのは前の授業ででてきたエデンの園から追放されたアダムとイブに関係があると思いました。
2:少年と女性の様子から少年が独り立ちするのを見送っているように見える。
3:「これらの惨めなこと」というのは前の授業ででてきたエデンの園から追放されたアダムとイブに関係があると思いました。
彼らは知恵のみを食べたことにより、額に汗して働かなければ食料を手に出来ないほど地の実りが減少することなり、さらに生命の樹の実をたべてふたりが不老不死の存在になることを恐れた神によってエデンの園を追放された二人は、死すべき定めを負って生きるには厳しすぎる環境の中で苦役をしなければならなくなる。このことから「惨めなこと」というのは人間が不老不死にもなれず苦しみ続けることだと思います。
4:パンセは他にも「誰もが幸福になりたいと思っている。そこに例外はない.....。これこそが、首を吊ろうとする人をもふくめて、あらゆる人間のあらゆる行為の動機である。(『パンセ』425)」、「絶えず幸福になろうとしている状態にあるかぎり、われわれはけっして幸福になることがない。(『パンセ』172)」などの言葉を残している。幸福のために危険をおかすため結果的に幸福にはなれないということだろう。
「健康のためなら死んだっていい」という矛盾した言葉があるがそれに通じるものがある。
5:幸福であることしか願わず〜自分が死なないようにならなければならない。という部分からは人間を軽視しているように見える。
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