今回の絵画から家族を描いているのではないかというのがほぼ全員のまとまった意見だった。僕自身も同じことを感じた。ただ後ろにいる人は前の4人とは少し距離感を感じる気がした。しかしコーヒーカップが5つあるところから見ると、やはりなじんでいるのではないかと思った。これらの意見から作者が後ろの男性に自分自身を投影して、理想の家族像を眺めているのではないかと思った。また5つ置いてあるコーヒーカップは自分もその輪の中に入りたいという作者の願望なのではないかと思った。作者が亡くなったのが26歳という若さから、作者自身には家庭がなかった可能性が高いと思う。だから幼少期のころにそれほど自分の両親や兄弟と深くふれあうことがなかったのではないかと思った。その頃の思いからこの絵画が出来上がったのではないかと思った。パンセの文章からは人の運命は生まれたときから誰に決められたわけでもないが、住む世界が決まっておりそこに順応していかなければ生き延びることはできないと言っているように感じた。またその場所に生まれることに
理由はないといいつつも、そこに生まれたことに理由を見出せと言っているようにも思えた。
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